告白 1
今夜は友達の家で飲み会でして。
その中に気になるというか、好きな女子がいるんです。
仲はいいけど完全に友達扱いされてて、飲めないオレはいつも介抱役。
それも嬉しいんだけどさ、特別な関係に・・とりあえずもう一歩親しくなりたいと思ってる。
彼女は色白で、飲むと頬がほんのり赤くなって更に可愛くなる。
そんな様子を見てるのが好きだし、彼女の話を聞くことも好きだ。
笑顔もとても可愛い、何をしてても可愛い。
そう、とにかく大好きなんです。。
今日は飲むペース早いんじゃない?
「今日は源くんいるから大丈夫!」
大丈夫って言われてもねぇ・・・。そのうち襲いますよぉ?いいんですかっ?
「あれ、お酒足りないね? 源くん、一緒に買出し行こ!」
彼女に連れられて一緒に部屋を出る。
完全に安全牌だと思われてるよなぁオレ。。
「外の空気気持ちいいね~」
2人で並んで歩くとデートしてるみたいでドキドキする。あぁ、手をつなぎたい!
コンビニからの帰り道、たわいもない会話の後に彼女が言った。
「源くんはさ、好きな子いるの?」
こんなこと聞かれると思わなくてドキッとした。
「いるよ」
それはあなたです。
「そっか~。 きっとその子も源くんのこと好きだと思うな」
どうして?
「だって優しいもん。源くんはみんなに好かれてるよ。私も源くんのこと好きだし」
え? いま好きって言った?
これって友達として好きってこと?それとも男として?
ここでまさかの告白のチャンス到来か?
「オレが好きなのはー」